離婚して復縁はあり得ないorあり得る?離婚して復縁したきっかけを知りたい!

毎日悩んで心身ともにいっぱいいっぱいになって離婚したけれど、落ち着いてよく考えてみれば相手はいい人だった、言い過ぎたかも、などと考え始めることがあります。

まだ離婚していなくて別居状態だとしても「元に戻りたい」と思い始めることもあります。

「復縁」という言葉が頭の中でちらつき始めたら、ぜひ次の記事を最後までご覧ください。

離婚した相手と再婚する確率は?

離婚した元夫婦が再び結婚する率については、具体的なデータはありません。

2020年の日本の婚姻統計によると、婚姻総数に占める再婚者(いずれかが初婚も含む)の割合は26.7%であり、約1/4を占めています 。これは、再婚する人々の割合が比較的高いことを示しています。しかし、このデータはどちらか一方でも再婚すればカウントされますから、両人がそれぞれパートナーを見つけて再婚する確率はもっと低くなります。

この26.7%の内で、男女ともに再婚した率が37.3%です。ということは、婚姻数に占める男女両方が再婚である率は掛け算して9.8%となります。

この数字の内数に、元の夫婦が再び婚姻した数もカウントされているわけですから、元夫婦が再び結婚する率は、きわめて低いと言えるでしょう。

復縁するためにはお互いが問題点を解決し、新たな関係を築く努力が必要で、離婚した人が新たな人と結婚するよりずっと難しいといわれています。

離婚したら復縁はありえないとする例

「復縁したい」とどちらか一方が思ったとしても、かなわないことはあります。

離婚後に復縁はかなり難しいとされる例は以下の通りです

モラハラ・DVが原因の離婚

これはモラハラしたりDVをした側が望んでも、元配偶者との関係は根本的に修復不可能とされることが多いです。

再婚しても同じ問題が再発する可能性が高いからです。

浮気・不倫が原因の離婚

結婚生活を維持するためには、互いの信頼関係が重要です。

浮気や不倫は、夫婦の信頼関係を著しく壊しており、離婚の原因が浮気や不倫であった場合、再度の信頼関係を築くことが非常に難しくなっています。

そのため、復縁は困難です。

特に複数回の浮気があった場合、その信頼を取り戻すことはほぼ不可能とされます

経済的理由が原因の離婚

経済的な問題で離婚した場合、片方が再婚後も経済的に安定しない場合や、経済観念の違いが解消されない場合、復縁は難しいです。

特に、借金や浪費癖が原因であった場合、その問題が解決されない限り再婚は不可能です

離婚しても復縁が有り得る例

ここでは、復縁や再婚が有り得る一般的な例をお示しします。

子どものため

子どもが両親の復縁を願っている、別れた親と会うことをとても楽しみにしているなど、離婚後に子供の幸福や安定を考え、元夫婦が協力して再び家庭を築こうとするケースもあります。

離婚後、子供のために頻繁に連絡を取り合ううちに、再び親としての役割を共有し合うことがきっかけとなり、子供のイベントや成長の中で、家族としての絆が再び強まることがあります。

この場合、子供の成長や生活環境を最優先に考えることが動機となります。

経済的安定のため

経済的に大丈夫だと思って離婚したのに、そんなに甘くなく、離婚後の生活が経済的に厳しくなり、元配偶者と再び一緒になることで安定した生活を取り戻そうとするケースです。

元配偶者の離婚原因が何であれ、この場合、経済的なメリットが重要な要素となります。

時間の経過と反省

離婚後、一定の時間が経つことで冷静になり、お互いの欠点や過ちに気付き、許し合うことができるようになることがあります。

時間が経つことで、当時の喧嘩や不満が小さな問題に思えるようになり、復縁を考えるようになることがあります。

お互いがそういう時期に来た時にうまく連絡を取り合うことができれば、可能性がなくはありません。

互いが成長し再評価した

離婚が成立するまでは、互いに憎み合って口論していたのに、再会した際に互いの成長を認め合い、新たな関係を築こうとすることもあります。

離婚後に自分を見つめなおし、互いが自己改善に努めたことが大きな要因です。

この場合、離婚を通じて得た教訓が役立つことが多いです。

離婚して復縁したきっかけ

ここでは、離婚して復縁したきっかけについて、離婚後に復縁を果たした女性と男性それぞれの具体例を探しましたので各3例ずつご紹介します。

離婚して復縁した女性の例

Aさんの例

Aさんは、夫の浮気が原因で離婚しました。離婚後、Aさんは自分自身を見つめ直し、新しいスキルを身につけるためにカルチャーセンターに通い始めました。そこで新しい友人を作り、自己成長に努めました。半年後、元夫と再会した際に、彼はAさんの成長に感銘を受け、再びアプローチしてきました。二人はゆっくりと関係を修復し、最終的には再婚しました 。

Bさんの例

Bさんの離婚原因は、結婚生活の中でのコミュニケーション不足でした。Bさんは言葉で自分の感情をうまく表すのが苦手で、夫からするとBさんは落ち着いているというより、無味乾燥な妻に見えたかもしれません。離婚後、Bさんはカウンセリングを受け、自分の感情をうまく表現する方法を学びました。元夫も同様にカウンセリングを受け、二人は友人として再会しました。カウンセリングを通じて互いの誤解を解き、再び愛情を取り戻すことができました。最終的には再婚に至りました 。

Cさんの例

Cさんは、仕事のストレスが原因で夫と衝突し、離婚しました。離婚後、Cさんはストレス管理のためにヨガを始めました。心身ともに健康を取り戻したCさんは、元夫に対して感謝の気持ちを持つようになり、再会の機会を作りました。元夫もCさんの変化を見て心を開き、二人は再びデートを重ねるようになりました。徐々に信頼関係を築き直し、再婚しました 。

離婚して復縁した男性の例

Dさんの例

Dさんは、仕事のストレスが原因で妻と離婚しました。離婚後、Dさんはストレス管理のためにカウンセリングを受け、生活習慣を改善しました。その結果、元妻との再会時にDさんの変化に気づいた元妻は、再びAさんに惹かれ、二人は関係を修復し、再婚に至りました。

Eさんの例

Eさんは、経済的な問題から妻と離婚しました。離婚後、Eさんは新しい仕事を見つけ、経済的に安定しました。子供との面会を通じて元妻と再会し、安定した生活を示すことで、再び家庭を築くことを提案しました。元妻もEさんの努力を認め、再婚に至りました。

Fさんの例

Fさんは、浮気が原因で離婚しました。しかし、離婚後、Fさんは自己反省を行い、誠実に元妻に謝罪し続けました。時間をかけて信頼を取り戻し、元妻もFさんの誠意を受け入れ、二人は再び一緒になることを決めました。

復縁を目指すための方法

復縁したいと思っても、相手はそう思っていないことは多々あります。

相手も相当傷ついたはずですし、過去はもう思い出したくないかもしれません。すでに新しいパートナーを見つけている場合もあります。

あなたが離婚または別居した上で復縁を匂わせた時、相手が拒否することは十分考えられます。そのような場合でも、復縁を望むならば、次のことが不可欠です。

1 反省と自己改善

まず、(元)配偶者がなぜ復縁を拒否したのかを冷静に分析し、自分自身の問題点を見つめ直します。自己改善に努めることで、(元)配偶者に対して誠実な姿勢を示すことができます。

2 コミュニケーションの円滑化

冷静な状態で(元)配偶者に連絡を取り、直接会話をする機会を設けましょう。メールやメッセージよりも、直接会って話すことが誤解を解くのに効果的です。

相手が会うことさえ拒否することがあります。そのような場合、焦って感情的になると余計に相手は引きます。ゆっくりと折りをみながら、会って話がしたいことを伝えていきましょう。

3 カウンセリングを受ける

夫婦間の問題を第三者の専門家に相談することも有効です。カウンセラーは二人の間をとりもつことはしませんが、カウンセリングにより自分自身を見つめることで、互いの感情や問題点を整理することにつながります。その結果、再び信頼関係を築くこともあります。

カウンセリングは、まずはあなたから受けてみましょう。

4 焦らず時間をかける

一度拒否された場合でも、すぐに諦めず、時間をかけて少しずつ関係を修復していくことが重要です。焦らず、相手のペースに合わせて行動しましょう。

まとめ

復縁には相手のあることですしタイミングがあります。

特に経済的理由の人の中には、「すぐに復縁したい」と焦っている人を見かけますが、自分の反省と自己改善がなければうまく行くはずがありません。

また、自分のやむを得ない事情で別居したとしても、その時の状況により「出て行った」と相手が捉えていれば、自己反省と自己改善はやはり必要です。

相手のペースに合わせることもとても大切です。

そういうことから、復縁には時間がかかると言われています。

この記事がお役に立てば幸いです。

gd2md-html: xyzzy Sun Jul 21 2024

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